ExcelとOutlookの項目(フィールド)を合わせることがポイントです。
Excelで作成した名簿です。
一行目が項目名で、姓・名・メールアドレス・会社になっています。
リボンの[ファイル]から「名前を付けて保存」~[参照」をクリックします。
名前を付けて保存ダイアログボックスが開きます。
ファイルの種類で「CSV(コンマ区切り)」を選択します。
「CSV UTF-8(コンマ区切り)」は文字化けするので、選択しないでください。
ファイル名を入力し[保存]をクリックします。
Excelはこれで終了です。
Outlookを起動し、リボンの[ファイル]をクリックします。
メニューの[開く/エクスポート]~[インポート/エクスポート]をクリックします。
インポート/エクスポート ウィザードが開始します。
実行する処理を選択してくださいから「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択し、[次へ]をクリックします。
インポートするファイルの種類を選択してくださいから「テキストファイル(コンマ区切り)」を選択し、[次へ]をクリックします。
インポートするファイルでExcelで保存したCSVファイル名を指定します。
オプションは「重複した場合、インポートするアイテムと置き換える」を選択した方がいいようです。
インポート先のフォルダーで「連絡先」を選択します。
[フィールドの一致]をクリックします。
[フィールドの一致]ボタンがグレイで使用できない場合、以下の処理を実行しますのリストにあるチェックボックスにチェックを入れます。
フィールドの一致ダイアログボックスが開きます。
「左側のソースファイルから値をドラッグし、右側の適切なフィールド位置でドロップします。右側のリストからフィールドを削除するには、削除するアイテムを左側のリストへドラッグします。」がヒントとして表示されています。
左側のリストがExcelの一行目の項目名です。
右側のリストがOutlookの連絡先のフィールドで、その右にある「元のフィールド」が一致させるExcelの項目名になります。
「姓」と「名」は項目名が同じなので、デフォルトで「元のフィールド」に表示されています。
「会社」を一致させます。
Excelの「会社」をOutlookの「会社名」の上に、ドラッグ&ドロップします。
すると元のフィールドに「会社」と表示されます。
「メールアドレス」を一致させます。
Excelの「メールアドレス」は「電子メールアドレス」の上に、ドラッグ&ドロップします。
すると元のフィールドに「メールアドレス」と表示されます。
これですべてのExcelの項目名を一致させることができました。
ファイルのインポート画面に戻るので[完了]をクリックします。
アドレス帳を開くと、Excel住所録にあった2名が追加されました。
以上のように、ExcelでCSVファイルを作成する時に、「CSV(コンマ区切り)」形式で保存するのがポイントになります。