健康診断の結果を見ると英語表記の項目があります。 意味を調べて見ました。
- LDL-C : 悪玉コレステロール。動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や動脈硬化などを誘発する。食べすぎに注意し、バターや卵・肉は控えめにする。
- HDL-C : 善玉コレステロール。動脈硬化を防ぐ。数値が低いと心筋梗塞や動脈硬化などを誘発する可能性がある。増やすには運動・禁煙・脂肪分の少ない食事。
- GOT(AST)、GPT(ALT) : 肝臓に多く含まれるアミノ酸を作り出す酵素。障害を受けたのが心臓か肝臓かそれ以外なのか調べることができる。GPT(ALT)の数値が高い場合は、肝臓の病気が疑われる。
- γ-GTP : アミノ酸を分解する酵素。胆道に障害があると数値が上がる。100を超えると脂肪肝が進み、200を超えると胆石や胆道がんなどが疑われる。
- HbA1c : グリコヘモグロビン。長時間にわたる血糖値の状態を調べることができある。
- eGFR : 血清クレアチニン値と年齢・性別から産出される値。慢性腎臓病(CKD)の指標となり、尿蛋白との結果で判定されます。
前回掲載している「健康診断の判定基準の一覧です」も参照してください。