堆肥と肥料の種類

堆肥と肥料の違いと、それぞれの種類を解説しています。

堆肥の読み方は「たいひ」です。

堆肥と肥料の違い

堆肥とは、落ち葉や家畜の糞尿など(有機物)を、微生物で分解させたものです。
肥料とは、窒素、リン酸、カリの三大栄養要素が含まれたものです。有機肥料と化成肥料があります。
主に、堆肥は土壌の改善に、肥料は植物の育成のために使用します。

堆肥の種類

堆肥には、植物質堆肥と動物質堆肥があります。
植物質堆肥は腐葉土などで、土壌の微生物を増やす効果があります。
動物質堆肥は、牛糞堆肥や鶏糞堆肥などで、痩せた土壌の改良などに使います。

肥料の種類

肥料には、有機肥料と化成肥料があります。
有機肥料には、有機石灰・草木灰・ボカシ肥料などがあります。
有機石灰は、貝殻などを粉末にしたもので、酸性の土壌改良などに使います。
草木灰は、草や木の灰で、酸性の土壌改良などに使います。
ボカシ肥料は、色々な種類の有機肥料を混ぜ込んだもので、養分のバランスがよくなっています。

化成肥料とは、植物を育てるのに必要な栄養素を原料に、化学的に作成したものです。
窒素、リン酸、カリの成分量が明確なので、植物や状態に合わせて、適切な量を与えることができます。

2022年に育てた中玉トマトです。

2022年の中玉トマト

前回掲載している「お歳暮を贈る時期と喪中の場合の対処方法」も参照してください。

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